昨日は、クマヨランの国際展示場で催された“EXPOインドネシア・ジャパン2008”の最終日であった。
このイベントの企画が持ち上がった際に、発起人であるN新聞のK氏に協力を依頼されたが、規模が大き過ぎて、私なんかが個人で動いてどうこう出来るはずもなく、結局何もして差し上げられなかった。
心苦しいので、せめて、店のスタッフを連れて行こうと思い立ち、数日前に下見にも行った。必見と言われていた3Dを見せてあげたかったので、その場の担当の方にお話を伺ったら「朝イチに並んだ方がいい。」とのアドヴァイスを頂き、当日は10時の会場と同時に入ることにした。
ところが、昨日は、何故か9時会場。 ―――さすが、インドネシア、侮りがたし!
よって、私達が3Dシアターのところにたどり着いた時には、すでに長ぁ〜〜〜〜〜い行列。それでも、仕方ないかと並んだのだが、なーんと午後3時まで某大手企業の家族のみの貸切。びえぇ〜〜〜ん!! ―――そりゃ、ないぜー!!やっぱりインドネシア操りがたし!
已む無く、「日本の祭り」会場に移動して、石川県の炎太鼓を観て感動。
その後、お弁当食べてから自由時間とした。彼らは、各ブースを回って日頃店に来て下さっているお客様がどんなことをしてらっしゃるのかお勉強。
私は、JCCの「Yes No クイズ」の勝者へのプレゼンターしてとK先生に頼まれて、その瞬間を待ってウロウロしてたら、M氏に捕まって「寿司バトル」の審査員やってと言われ、そんなことでもちっとはお役に立てるのならと、お引き受けした。
「寿司バトル」のブースへ行くと、K店・S店・H店・G内H店の4店のお寿司屋さんが勢揃い。彼らの顔を見ただけで、お寿司大好きパブロフクニコは、唾液が溢れ出てアゴが痛くなってくる。 ―――♪スッシ、クイッテェ〜
そして、始まりました。各店のインドネシア人寿司職人達が、決められた時間内に各々が考案した盛り付けで、寿司を握るのである。
審査員は、その、盛り付け・職人のパフォーマンス・手際良さ・味を採点せよとの指示。
彼らの親方である各店の日本人板さんが見守る中、また大勢の観衆の視線を受けながらも、全員大健闘。素晴らしい、手際の良さの見事な寿司を握ってくれた。

迅速で綺麗な仕事一番のK店作

丁寧で的確な仕事一番のS店作

盛り付けインドネシア人観衆人気一番のH店作

総合得点一番で優勝のG内H店のA君作
採点は、それぞれ、2カンずつ試食して即答しなくてならないというが、全店の方、顔知ってるから余計、優劣つけるのが難しい。
それでも、一生懸命やってる彼らをちゃんと見なければと、「綺麗なだけで、寿司本来の食べ易さを忘れていないか?」「その人が握ってると美味しそうに映えるか?」「衛生的で食べたいと思えるか?」「ネタの切り方、シャリの大きさ、切った巻物の切り口が綺麗で高さが均一か?」など、かなり厳しく採点させてもらった。
しかし、本当に甲乙つけがたいほど、4人とも立派な寿司を握ったのである。
これには、とっても感激でした!
彼らを育てた日本人板さんに拍手!ちゃんと大成した彼らに握手!
ここで、長い間飲食業界に携わり、多くのスタッフを育ててきた者として大変嬉しく、感慨深いひとときでありました。
これぞ、日イ国交樹立50周年の飲食業界における見事な集大成ではないでしょうか?
―――ブラボ〜!!
それに引き換え・・・
日本では、仕事や買い物の合間に寿司をつまんで、素早く会計・・・が人気らしい。
人前で声を出して注文をするのが、はずかしい人に好評で、ICチップ内臓コインによる素早い注文・使ったコインをセンサーが読み取り、素早い会計が受けてるとな。
『“おあいそ“はICチップで。』 ―――ちっとも“愛想”ねぇーじゃん!
寿司屋ってもんは、やっぱり威勢のいい板さんにこっちも元気よく「白身と小肌!」とかって注文して、勢いよくパクパク食べて、さっさとお勘定して、そんときばかりは
愛想の良い板さんに気持ちよく送り出されて、心身共にシャンと元気になるのである。
海外の寿司屋となると、割烹店としての需要も兼ねるので、それプラス旬の野菜や魚料理も要求される。この、お客様の要望に応えるのはコスト的にも技術的にも大変だろうに、ジャカルタのお寿司屋各店は、どこも頑張っている。
先日、I店に行っていつものように鯵を食べながら幸せ気分に浸っていると、板さんが「日本のピーマンあるよ。」
「ピーマン?食べるぅ!!」
「やっぱり、ピーマン好きぃ?」
「うん、大好き!」
「アハハ、同じだー。」 ―――ん?アンタと?
「ピーマンって中身カラッポでしょー。ハハハ」
―――はん?私のアタマがピーマンと同じってことかい?アンタに言われたかないわい。
いやはや、それでもこんな会話が楽しく、料理の美味しさを倍増させるのである。
うちも、料理+愛想=オイシイ時間を過ごせる店でありたい。